こんにちは、ニトロプラスの広報Aです。
早速ですが、当社のライター“虚淵玄”が原案・脚本・総監修をつとめる「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」(サンダーボルトファンタジー とうりけんゆうき)という映像作品が2016年夏にTV放送される予定なのはご存知でしょうか。ジャンルは「武侠ファンタジー人形劇」。武侠&ファンタジー&人形劇。アニメじゃなくてこういうリアルなお人形が、
武侠してファンタジーします。こんなふうにね。
3月末くらいに出展してた「アニメジャパン2016」ではこちらの「サンダーボルトファンタジー」をせっせと展示しておりました。
この作品はそもそも台湾の伝統的な「布袋戯(ほていげき)」っていう人形劇で、人形師さんが動かす人形を撮影してつくりあげる映像作品なのだ。映像の撮影をするときには、人形師さんは映像に映らないように高く人形を掲げて演技して、手作りの巨大な背景セットの中で撮影。後から演出として合成されるCGもあるのですが、人形の演技は全て人形師さんの手によるものなんだって。
そんなわけで、ブースでは人形師さんの実演を披露。人形同士の剣戟などを演じていただきました。
人形の衣装はめちゃめちゃ細かくて装飾がいっぱいついてるんですけど、立ち回りなどで回転したり、大きく動いたりすると裾や装飾がひらひら、しゃらら~っと動いてとっても迫力があります。人形師さんは必然的に人形よりも運動量が多くて、かなり行ったりきたりするのですが、演技中バタバタ騒がしい印象はまったくなく、人形のほうに自然と目がいきます。
お人形には頭の先からつま先まで、すみずみに神経がいきわたっているのがわかるのですが、去り際のご挨拶、会釈をするときの丹翡(たんひ)ちゃん。このぱっちりお目目を、
会釈する直前にふっと伏せます。
まつげ長いよお~~~女子力高すぎやしない??? お人形のお顔はまぶたとまつげ、口が動くようになっていて、手足もふくめて全部1人の人形師さんが演技つけてるそうな。でも人間のおてては2本しかないじゃない? どうやって全部動かしてるの?? そんな素朴な疑問にそっと渡された画像がこちら。
見てもどうやってるのか分からないけど、とりあえず何かすごいということが分かりました。わたしだったら全ての手の指がつるか骨折すると思う。
あとアニメジャパンではステージもやってまして、W主人公の凜雪鴉(りんせつあ)役の“鳥海 浩輔”さん、殤不患(しょうふかん)役の“諏訪部 順一”さんに加えて、主題歌を担当されてる“T.M.Revolution”さんとうちの“虚淵玄”が出演。
ステージ上で、人形の動きにあわせて“鳥海 浩輔”さんと“諏訪部 順一”さんがキャラクターのセリフを喋ったり、“T.M.Revolution”さんによる主題歌「RAIMEI」が初お披露目されたりなんだかやたらに豪華なステージでした。
ステージ終了後に撮影されたよくわからない豪華な写真がこちら。
あっあとブースに『刀剣乱舞 -ONLINE-』の三日月宗近 布袋戯Ver.のお人形も展示してました。本企画を共同制作されてる“霹靂社”さんからの贈り物で、すごいうつくしいです。
さらにちなみになんですけど、グッドスマイルカンパニー&ウルトラスーパーピクチャーズさんのブースでは“T.M.Revolution”さんをイメージしたお人形が展示されてて、
デザインはうちのグラフィッカー“三杜シノヴ”が担当してるの。
“三杜シノヴ”と、あと同様にうちの“源覚”は「サンダーボルトファンタジー」のW主人公やキャラクターもいっぱいデザインしていたりしますので、そちらもぜひご注目ください!!
そんなわけで2016年夏をお楽しみに~!
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夏まで待てない『Thunderbolt Fantasy(サンダーボルトファンタジー)』
- 広報A
- 2016年4月 4日|雑記帳
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