こんな尖ったエロゲがやりたかった。
久しぶりにニトロプラスのエロゲが発売だ!!
初めて情報が出てからずっと待っていました。
その間にいくつものエロゲ、そしてヒロインたちと出会いと別れを繰り返してきました。
そこから『ととの。』をプレイする為の準備運動は始まっていたんだなと。
発売前からニトロプラスのエロゲなんだから何かあるだろうと構えていましたがまさかここまで想像を超えるとは。
エロゲにある当たり前が溢れかえっていて、それに対する違和感だったり飽きがきてしまい、
年々プレイする本数も減っているなと実感していました。
だからこそ今『ととの。』という異端児が現れて私は感動しました。
こんな尖ったエロゲがやりたかった。
ただし……短いよ!
小さい箱をあけてUSBメモリーを挿入してインストール!!
何度も見たOPをワクワクしながらクリックして読み進めた。
その勢いで一気にプレイしあのラストへ。
もっと二人の事を知りたかったです。
もっと三人の物語がみたかった。
選ぶ事が出来ずその日はウィンドウを閉じました。
ただそんな短い時間でもあの二人を選ぶことにこんな戸惑ったのだから、
しっかり『ととの。』の世界に入り込む事が出来たんだなと。
今では『ととの。』を起動すると美雪との思い出だけが……。
渡邉さん
この『君と彼女と彼女の恋。』という作品は自分の中で二つとない作品になりました。
三角関係をテーマとした作品は世にはたくさんありますが、ここまで容赦のない三角関係は初めてでした。
まるで本当に、自分が美雪とアオイから想いを寄せられているようで、まさに“二者択一”だと思いました。
逃げも甘えもないあの究極の選択に根っからのアオイ派である自分もすぐにクリックすることはできず、何度も美雪とアオイを行ったり来たり…… 結局選んだのはアオイでしたが、終わったあとがまた地獄でした。
クリア後に流れるOPとCGモードで涙が溢れてきて、自分の選択は正しかったのか真剣に悩みました。
クリアして一ヶ月たとうというのに未だにその答えは出せずにいます。
そんな大きな影響を『ととの。』は自分に与えてくれました。
今までのアダルトゲームの型にはまらない、かなりイレギュラーな作品に自分は手をつけてしまったと感じたのですが、この『君と彼女の恋。』という作品に出会えたことを本当に嬉しく思います。
ニトロプラスのスタッフの皆さん、制作大変お疲れ様でした。
これからも他の作品では見れないような美少女ゲームを期待しております。
自分の拙い文章で『ととの。』がどれだけ素晴らしかったか、どれだけ楽しかったかを書けたかはわかりませんが、ここまで読んでくださいありがとうございました。
それからこれは個人的な希望ですが、コミケには行けないので、サントラだけ単品で発売してほしいですー!
暇さえあれば『ととの。』を起動してBGM流してるくらい大好きなのでサントラ出してくださったら絶対買います(`・ω・´)
猫奈
やられた。
最初の発表でヒロイン二人の姿を見たとき、
「津路参汰にしては乳がない」
そう思った。
当時、そに子のブームの兆しが見え、津路参汰氏のイラストはそに子が大半を占め「津路参汰キャラ=巨乳」というイメージが自分の中では大きくなっていた。
「巨乳を描きすぎて巨乳が嫌になったのか?」と冗談交じりに友人に話したものだ。
しかし内心はスマガチームの新作、ニトロプラスとしては久しぶりの18禁ゲームに胸が躍っていた。
が。
長い間、ヒロイン二人以外の情報が降りてこない。
一体どういうゲームなのか?
この二人以外にヒロインはいないのか?
様々な憶測が自分の中で飛び交い、だが結局「ニトロプラスだからただのキャッキャウフフな恋愛ゲームで終わるはずがない」とどんなゲームになろうが受け止める覚悟でどっしり構えていた。
というか片方のヒロインがあからさまに病んでます臭100%でとてもじゃないがまともな恋愛ゲームになるとは思えない。
そんな中次に飛び込んできた情報が媒体がUSB。
違法DL対策か? それとも何か他に理由があるのか?
これも色々考えたが、もうこの時点で私は深く考えるのをやめた。
何がどうなろうと、どんなゲームになろうと、ただ座して待つ。
そう決めてから、『ととの。』のゲーム内容に関する情報を仕入れなくなり、全てはゲームをプレイして確かめようと、ただ待った。
そしてゲームは発売され、プレイを始めた。
美雪は正統派ヒロインだったし、アオイはやっぱり電波ちゃんだった。
なんてことはない、主人公と美雪は結ばれ幸せな結末を迎えた。
なんだ、考えすぎだったのか? ごく普通の恋愛ゲームじゃないか…… 1周目までは。
その後待ち受けていたのはホラーだった。
勝手に落ちるゲーム。
怪しげなコマンドが羅列し書き換わるゲーム。
美雪の視線の先にいる君。
そうか、君とはそういうことだったのか。
やられた。
思わず口から零れた言葉がこれだった。
やはりただの恋愛ゲームではなかったが、まさかこういうアプローチで、こういう演出でくるとは予想だにしていなかった。
PC画面に釘付けになり、一息ついたところで上記の言葉が自然と口から漏れていた。
しかし、その驚きを凌駕する驚きが最後に待ち構えていようとは……。
こんなことってあるのだろうか。
仮にも金を払ってゲームをプレイしているプレイヤーに対して、ゲームの全てをプレイさせてくれないなんて!!
悩んだ。
苦渋の決断だった。
そしてゲームは終わった。
今現在、やり直しはしていないし、そのつもりもない。
友人にゲームの感想を聞かれても、「つべこべ言わずにやってみろ!!」とだけ伝えている。
このゲームは言葉で何かを伝える事は難しい。
自分でプレイして体験して欲しい、としか伝えられない。
こんな問題作を作ってしまった下倉バイオ氏にはただただ拍手を。
最後に、私はアオイ派である。
山田
アオイ、本当にごめん。
自分でもまさかこうなるとは思ってなかったんだよ……。
一目見た時からアオイが好きで、プレイ中はずっとアオイを追いかけていました。
……そのはずなのですが、監禁ループ生活の中で美雪を拒絶し続けているうちに、はたと美雪に愛を感じ始めている事に気付き、プレイを終えた後2、3日したら頭の中が美雪で一杯になりました。
あんな経験は初めてでした。
最後の選択では悩みに悩んだ末アオイを選んだにも関わらず、Twitterのプレイ後アンケートで更に悩んだ末に美雪に入れました。
アオイ、本当にごめん。
自分でもまさかこうなるとは思ってなかったんだよ……。
以前『スマガ』をプレイした時、一番のお気に入りになったのは自分の性癖に全く引っかからない『ロリっ子』のミラでした。
もしかして『ととの。』でも思いがけない性癖が発掘されたりするかも? と冗談交じりに思っていましたが予想は大当たりでした。
新たな性癖『ヤンデレ』が追加されたようです。
どうしてくれるんだニトロプラス。
でも次回作でまた想像だにしない性癖が増えるのではないかと楽しみです。
とにかく、『ととの。』プレイ中は最高に興奮しました!
素晴らしく挑戦的な作品をありがとうございました。
作品への意見としては、最後に選んだヒロインの分だけでもいいですし選択肢が無くなっていても構わないので、もう一度最初からプレイしたいです。途中まででも構いません……。
作品の性質上無理があるかもしれませんが、もう一度彼女達に会いたいです。
よしの
後戻りなんてできない二者択一。
クリア後にわかる、心一が言っていた冒頭での語りの重要性。
人生で、選ばなかった選択肢をもう一度戻って選ぶ事なんてできないのだ。
選んだ物に責任を持つしかないのだ。
アニメを見て〇〇たんprprとか言っておいて3ヶ月後には他の嫁ができる。
エロゲで選択肢前にセーブを取り、後で差分を回収する。
そんなことリアルではできないのだ。
君と彼女と彼女の恋。は、二次元を愛するヲタが見て見ぬ振りをしていた部分を真正面から突きつけた作品でした。
エロゲ、またはヲタクを終わらせに来たな、とも思いました。
もっとゲームの世界観に浸りたいのですが、クリアしたら屋上で告白した時点で終わってしまうので、
アンインストールしてもう一度最初からやりたいと思います。
ただ、何度やろうと最後の選択肢は一度目と同じく美雪を選びます。
アオイエンドも見たいけど、それはやってはいけないと思うからです。
ニトロプラスのスタッフの皆様、開発に関わったすべての方々、
このゲームを作って頂きありがとうございました。
じゅん
まるで恋焦がれるような作品への苛立ちは、制作サイドからすると「してやったり」といったところなのだろうか。
個人的に、こういったゲームにおいても第三者視点から「主人公とヒロイン」のストーリーを楽しむスタンスであり、個性の強い主人公が多いイメージがあった(そこが好みである訳だが)ニトロプラスのゲームにおいて、自分が物語の1ピースになるというのは非常に新鮮で首筋がゾクゾクする事しきりの経験だった。止めるタイミングが見つからず、つい徹夜でプレイしてしまう程に。
タイトルやOPの細かな変化にもクリア後の感慨を強く刺激され、キャラの絵柄も優しいタッチが好みで愛着の湧くデザイン。
その一方で、大掛かりなギミックを(ある種物語上都合の良いように)機能させるため、中途半端にプレイヤーを縛りつつ、さらにそれをプレイヤーの純粋な選択として組み込んでしまっているのがどうしても気になった。
三択や二択、時には一択(!)に選択肢を絞っておきながら、それに沿った事が裏切りだ、と言われても、頭の何処かで理不尽さを感じ、せっかくの首筋がゾクゾクする没入感が削がれてしまう。
選択肢を絞り、選択肢に沿った行動をした心一、さらに言えばそのルートを作った制作者の責任は何故無視されるのか?
この大掛かりなギミックを仕立てあげるなら、多数のメタを詰め込むならば、そういった要素まで徹底的にまで組み込んで、プレイヤーをグウの音も出ないところまで追い詰めて欲しかったと残念に思う。
また、アオイルートを選んだ身の意見として、シナリオのバランスにも不満を感じる。
事実上半分は「君と美雪の恋」……とまでは言わないが、せっかく心一とアオイが結ばれた後の日常のボリュームが、美雪のそれと比較して少ない印象が拭えない。心一の誕生日も、二人きりの誕生日パーティの美雪に対してアオイは……
何故だろう? アオイは寝取られルートだから、後々のショックを減らそうとした? しかし蓋を開ければ浮気の動機は一途、しかも結果的に最終的な行為には及んでいなかったという。アオイはサブヒロインだから? そんな格差を付けたら、せっかくの最後の究極の二択が破綻してしまう。
美雪エンドを選ぶと、アオイの声が聞ける隠し要素があるという。あれだけリプレイに予防線を張っておきながら、そんな話も聞くと尚、不公平さ……というより理不尽さを感じずにいられないのは自分だけだろうか?
全体的に驚きと感動をくれてグイグイプレイさせ、終わった後に浸るような感慨を残してくれる。
一作品としてとても好みではあるのだが、どうしても思い返して不満を感じる所が勿体無く感じる。
それとも、まるで恋焦がれるような作品への苛立ちは、制作サイドからすると「してやったり」といったところなのだろうか。
Homu
もはや思いは世界線を超えるじゃなくて
思いはセカイとゆう空を突破しているの物語だこれwwwwww
Mr.ガンダム
恋をしました。
本当に恋をしました。
私は女性で、相手も女性。しかも画面の向こう側の相手。
しかし彼女は私を「見て」「語りかけて」「愛して」くれました。
彼女が恐ろしかった時も得体が知れず不気味だった時も有りました。
でも気がつけば彼女に恋し焦がれていました。
彼女が私を「愛して」くれている、そう思うだけで幸せで涙が出そうです。
やなぎ
ゲームとはいえここまで心にザックリと傷を残してくれたのは初めてです。
噂の『ととの。』ギャルゲーはあまりしてないんですが、『STEINS;GATE』からのにわかでして今回も何かと黒い感じがしていた『ととの。』
最初の方は割りと普通でしたが、アオイルートからどんどん引き込まれていきました。
単刀直入に申しますとこのゲームは「この業界を終わらせに来た」と言っても過言じゃないなと思いました。
プレイヤーに対する究極の選択、戻れないあの日。ここまでしないとユーザーを感動させることができないんだと、現在の飽和状態を若干憂いたとともに。私は心からこのゲームをプレイできて良かったと思ったのです。
とはいうもの、何日かはブルーな気分が抜けず、なぜか持ってる他のゲームの意味すらわからなくなり、売却してしまいました。ゲームとはいえここまで心にザックリと傷を残してくれたのは初めてです。
ただ、EDあとはせっかくだったら片方しか登場しないままのちょっと平穏なストーリーが流れるだけのものとかあったら良かったんですが……まぁそれもちょっと矛盾しちゃうなぁと…いろいろ葛藤してみたり。
なんだかんだで忘れかけていた「大切な気持ち」を思い出しました。
スタッフのみなさん本当にありがとう。
これからもますますの発展と活躍に期待しています。
タクポン
ありとあらゆる面で「挑戦的」という言葉がふさわしいゲームだと思いました。
いやはや夢中でプレイしてしまいました。
セーブとロードを繰り返し、様々なヒロインを攻略していく。
フラグを立てイベントCGやHシーンを回収したのち、ヒロインと幸せなエンディングを迎える。
そんな美少女ゲームでは当たり前の事を真正面から否定されるゲームはこれが初めてです。
とにかく斬新でよくこんなシナリオが思いついたなあ……と。
システム面でも幾度と無く驚かされました。
とあるイベントに入ってからはこちらの心が全て見透かされているような
そんなえも言えぬ恐怖感を覚えつつも、ヒロインにどんどん惹かれていく不思議な感覚が忘れられません。
ありとあらゆる面で「挑戦的」という言葉がふさわしいゲームだと思いました。
これから他の美少女ゲームをやる度にこの作品の事が頭をよぎりそうです。
このような素晴らしい作品がプレイ出来て本当に良かったです。
これからも『ととの。』のような「挑戦的なゲーム」に期待しております。
ワイヤ
曽根美雪は一人の一途な女性でした。
数年ぶりの18禁タイトルは『アザナエル』に続き下倉バイオ氏と津路参汰氏による純愛をテーマとした作品。新しいものを常に追い求めるニトロプラスらしい物でありニトロプラスでなくては実現できないようなシステムとストーリーでした。
私はニトロプラス様のゲームを多くプレイしてきましたが、これほど選択を悩まされたものはありません。
そして、今作品の『君と彼女と彼女の恋。』で表現される物はゲームの恋愛ではなく本物の純愛、彼女の名前は美雪、私がもっとも理想としている純愛の形をもっていた彼女の恋は一途な物で時にそれは狂気に思えましたがそれこそが彼女の一途な愛そのものだと感じることができるほどに曽根美雪は一人の一途な女性でした。
アオイについては、私が語ることはありません。
人生にIFなんてない、私が最後に選んだのは理想とする純愛ではなく私が恋した彼女だから
作品名である『君と彼女と彼女の恋。』のとおり、いつしか私はゲームしているという感覚を忘れ真剣に悩み共感し守ってあげたいという思いを持ち彼女に一途な恋をしていました。
プレイした方もまだプレイされていない方も、きっと真剣に悩み彼女に恋し、いつしか自分の中に純愛が芽生えていることに気づくことでしょう
羽花ゆうか
どこにでもいて、どこにもいないアオイという女の子を探すのは大変だった。
ゲーム内の人物は、通常では自身が「この世界はゲームだ」という事を知り得ない。
しかし彼女達は、この世界がゲームだということを知っている、あるいは知ってしまうのだ。
そしてそれを画面の向こう側で私達が見ているということを知ってしまう。
これはどんなに悲しいことなんだろう。
シミュレーテッドリアリティに似ているようなそうでないような感覚を覚えた作品は初めてだった。
一体どこが現実でどこがゲームなのだろうか。
彼女たちがいくら私達を認識していようが、触れることも感じることも叶わない。
認識してしまっているからこそ悲しい。
二者択一がテーマである『ととの。』だが、一つだけ二者を選ぶ方法があるのにお気づきだろうか。
これはいわば屁理屈であり、禁忌でもあるのだけれど、キーワードは「アオイ」である。
こんなことを書いておきながら、私は初プレイ時はしっかりと美雪を選んだし、それからしばらくの間は再プレイする気にもなれなかった。
だけど、私はひねくれものだ。やっぱり彼女を探しに行かないといけない気がした。
なので平然と禁忌という文字を踏みにじり、再プレイに耽ったのだ。
どこにでもいて、どこにもいないアオイという女の子を探すのは大変だった。
だけど最後の選択を終えた画面の向こう側の方々は、きっとアオイを感じることが出来たであろう。
美雪とアオイ、二人はどこか似ているような気がしていた。
両者のルートを進んでしまったひねくれ者の猛者の中には、美雪=アオイ という結論に至ってしまった人もいるのではないだろうか。
それはそれでいいと思う。
さて、この文章をこうして書いている私は、果たしてゲームの中の生き物なのかどうか。
そうだ、タイピングをしているこの世界はゲームじゃない。
そんなことを気づかせてくれるとても良い現実でした。
とても良いシナリオを書き上げて下さったバイオ様、魅力的な絵をたくさん描いてくださった津路参汰様、そしてスタッフの皆様、お疲れ様でした。
こんなものを作り上げてしまうあなた達がカミサマだったんですね!
白昼夢
今や軽々しく蔓延り迷走する「恋愛」と「萌え」に重々しくのしかかってくれましたね。
ありがとう美雪。そして、また会おうアオイ。
なつり16g
夜中に飛び跳ねました。暑い初夏の夜、開けていた窓をソッ……と閉める程、寒気を覚えました。
今回の『ととの。』もニトロプラスさんらしく鋭く尖ってて他作品とは一線画してる内容に決まってる。さぁ楽しもうと意気込んで始めました。
尖りすぎです。刺さりました。えぇおもっいきり貫通しましたよ。
内容について
最初は王道の流れ、2週目から多少の内容の変化や選択肢の増加に「?」と思ったり、それでも「美雪」の後は「アオイ」だよねぇと軽い気持ちで進めました。
「美雪」怪しいな、多分記憶引き継いでいるなと思いつつ進め、「アオイ」殺害直後はここから、何周もループしながら心一が二人に対し行動し決着をつけるのかぁなんて考えていたら……「君に、言ってるんだよ」
もう…ね、夜中に飛び跳ねました。暑い初夏の夜、開けていた窓をソッ……と閉める程、寒気を覚えました。ハッピーバースデイの歌は現在もトラウマです。その後はビクビクしながらの「美雪」との生活、話しかけてきたり、さり気無く目線がこちらを向いたり、同じ選択肢を選ぶと「いい加減覚えてよ」と言われたり、怖かったマジで怖かった一刻も早く抜け出したかった。携帯の日記を見るまでは。
怒りと後悔の内容、ここで自分が話を読むためだけに安易に選択肢を選んだことの罪を意識しました。同時に、ものすごく『ととの。』の世界に入り込んでいました。
満足できない未来ばかりになった「美雪」自分を愛するしかない「美雪」罪悪感半端なかったです。
プレイヤーに話しかけてきながらスキップできない「あれ」なシーンはちょっと引いてしまいましたが、引いたことすら自分の心を蝕みましたけど。
最後の選択は悩みました。「美雪」と「アオイ」それぞれに謝罪しなければならない。「君」は責任を果たさなければならない。でも、それはどちらかを選ぶ最後の選択。
自分は「美雪」を選びました。
消えてしまった「アオイ」に懺悔しながら……
最終的に彼女(美雪)は心一と結ばれ少々(実はかなり)寂しかったのですが、この形に戻すために最後の選択をしたので後悔はありませんでした。
その他
自分は普段エロゲーをする時は第三者視点でプレイするのですが、今回は現実の世界と『ととの。』の世界が近づき第三者ではとても居られませんでした。「『君』と彼女と彼女の恋」いやぁ、タイトルの意味深い実に深い。
あまたの仕掛けにも夜中だというのに度々飛び跳ねました。うるさいくらいに
クリア後、見たことの無かった仕掛け、イベントをネットで知り自分の知らなかった「美雪」の一面を見たいぞ! という、お題目を立て、禁忌を犯してしまいました……
新たな発見は多く、さまざまなギミックに驚きました。3の30乗分の1に改めて考えさせられました。にもかかわらず途中で現実の情報が必要な番号を入れた時は(この時点では普通無理な番号)自分で自分をバットで殴ってやりたくなりました。
2回目の最後の選択は「アオイ」を選びました。彼女のエンディングからも強いメッセージを受け取りました。2週目をやったこと満足してますがとてもとても後悔や懺悔の念に襲われ続けてます。
発売前インタビュー、PV、体験版全てが罠でした。巧妙な罠でした。引っかかったのに気持ちがいいのは何か悔しいですけどね。
まとめ
第三者として話を楽しむという、このスタンスは今後も変わらないと思います。ただ、もっと考えて悩んで少し自己投影するようにします。じゃないと業界にも、作り手にも、キャラクターにも失礼になると学ばせていただきました。すばらしい作品を生んでくれてありがとうございました
最後に
秋葉原の血まみれのPOPを見たときから決まってたのかもしれない
PV2のハッピバースデイトゥーユーで確定だったのかもしれない
僕も君が好きです……
大隊長殿@男の浪漫倶楽部
月並みな表現ですが、素晴らしいゲームでした。良い体験をさせていただきました。
私は終始、ずっと3人で過ごしたい! 片方を選んで片方を切り捨てるなんて嫌だ! というような、
駄目な主人公のテンプレ思考でしたので最後の選択肢は10分以上悩みました。
生まれて初めて、究極の選択を迫られたような気がします。
最終的にはアオイちゃんをクリック。
私事になりますが、数カ月後にそれこそ生きるか死ぬか、というこれまた究極の選択が待ち受けておりますので……
『君と彼女と彼女の恋。』に教わったことを活かしたいな、と。
次回作も、良い意味で捻くれたものを期待しております。
乱文失礼しました。
たけのこの里派
いまだ余韻に浸っている……というより、放り出された気分。どうしようどうしようと迷子のような。
体感で15時間位でクリア。何てゲームを発売してくれたんだ。
・選択肢を選んでいくことによって誰と結ばれて誰とEDを迎えるのか。
・EDを迎えるまでの効率のいい選択肢はどれか。
エロゲ・ギャルゲ問わずADVを遊ぶ本数が増えれば増えるほどただの作業に成り下がる選択肢。そんなADVをクリアした作品数が多ければ多いほど、本作『君と彼女と彼女の恋。』で選択肢を選ぶことへの恐怖を覚えるはず。というか、抉られる。
初めてヒロインがアップになった瞬間、驚きと恐怖で目ん玉飛び出るかと思った。
———エロゲーとは何ぞや?
シナリオライターである下倉バイオさんの作品の変遷は非常に興味深い。
『月光のカルネヴァーレ』→『スマガ』『スマガスペシャル』→『アザナエル』→『君と彼女と彼女の恋。』……。
『月カル』で従来の恋愛ADVを踏襲し、『スマガ』『スマガスペシャル』で画面の向こうのヒロインと恋をする事のエグさを演出し、『アザナエル』でユーザーが物語に介入する事の意義に挑戦した。
今までの作品があったからこそ『ととの。』は生み出されたんだろうなあと。
私にとって最初に攻略するヒロインはすごく大事な子になる。最初から最後まで一度もスキップを使用せずたっぷりと物語を堪能する。目当てのヒロインのルートに入り、一緒に何がしかの問題を解決していきながら未来を誓う……。そうして迎えた結末には、未回収の伏線とか様々な作品に対する充足感、不満を除いて思い入れが出来る。
だから二人目のヒロインのルートにいくのにはなかなかの勇気がいる。
二人目以降のルートに入る為、選択肢までスキップを多用して未読箇所を埋めていき淡々と攻略していく。もちろんルートに入れば新しい展開があり、一人目のヒロインとは別の楽しみが必ずあると思う。
でも、じゃあ一人目のヒロインに対して感じた想いはどこへ向かうのか。主人公と結ばれたのに結ばれなかった一人目のヒロインは二人目のヒロインの結末後はどうなるのか?
また、物語の構成上攻略する順序が決まっている場合は攻略順に悩まず、じっくりと物語を堪能できるという利点がある。
けれど、気になるヒロインではない子が強制的に最初の攻略ヒロインだった際、あくまで私の場合だが、物語への没入度というかモチベーションが上がらないおそれがある。
淡々と選択肢を読んで淡々と愛を誓い淡々と結末を迎える。
それは恋愛ADVとして本末転倒なのではないだろうか?
そういったもやもやを抱えていた私にとって『君と彼女と彼女の恋。』はまさに衝撃的な作品となった。
6月28日に発売され、翌日6月29日にはクリア出来るほど本作は短い。
けれど、他作品では絶対に味わえない“何か”に必ず出会えると強く思う。
エロゲを嗜む紳士淑女の皆々様はもちろん、全年齢向けのギャルゲ・乙女ゲ、とにかくキャラクターを攻略していくゲームを遊んだ事のある方は触れるべき作品。
少しでも気になった方は事前情報は極力シャットアウト、ネタバレなど論外。あの衝撃は実際に自分の目で確かめるべき。気づけば真剣に『君と彼女と彼女の恋。』に向き合っているはず。
………と、強く勧めてはいるものの、クリア後にどんな感情を抱くかは当方は一切責任は負いかねますのであしからずw
……『ととの。』をクリアして幾日か経過しているわけだが、いまだ余韻に浸っている……というより、放り出された気分。どうしようどうしようと迷子のような。
本当にまったくもってとんでもないゲームを世に送り出したものだ。
ますます二次元のヒロインから目が離せなくなる。私、女なのにw
ラキオ
こんなゲームは初めてでした。
二度と別のギャルゲ・エロゲをプレイしたくなくなるような作品は……。
アオイ最高、美雪ウザイ。この気持ちだけですね、最初から一貫して変わらなかったのは。
willy
ゲームに自分がプレイされるような、初めての感覚。
それでもこの『君と彼女と彼女の恋。』というゲームは自分自身がプレイしているただの「ゲーム」だということは充分に分かっています。
それでもこのゲームは、二次元が三次元を侵食する恐ろしい現実を見せてくれたひと時の非現実でした。
運命に従い、同時に抗い、そしてそれを越えた先にあった一つの【純愛】の形を見つけたときに僕はふと涙がこぼれて全身の力が抜け、小一時間ほど脱力のあまり立ち上がれなくなりました。
ニトロプラス様、こんな素敵で純粋で危険なゲームを世に出してくれて本当にありがとうございます。最上級の感謝と敬意を込め、「二度とプレイしたくない」という言葉を送ります。
てらとま秀治
プレイヤーが求める夢の形を変革させた革新的なゲームでした。
このゲームで恐らく伝えたかったであろう「現実」という非情さについて、プレイヤーは引きもどせない選択肢を辿りながら自分自身が持つ一つの答えを導いていき、様々な葛藤を抱きながらエンディングを迎える。
この葛藤というのが、これまでの恋愛ゲームには無かった「現実」から生まれるものであり、ゲームにおいてその感覚を味わえるのが新鮮であった。
最後に私は一つの選択肢を選び、その傍らではどのようなことが起こったのかが気になる所である。しかし、もう一つの出来事を夢想しながら終わりを迎えることにも喜びを感じる。このようなことをゲームで感じたのは初めてである。
minaichi
今作『ととの。』は確かに今まで培ってきたエロゲ業界としては最も異端とする作品だったと思います
しかし今作に触れて私は美雪と触れ合い愛し合えました最後の方はただ彼女をこの間違った世界から救いたい一心でプレーをしていました。
最後のシーンでは美雪を選ぶつもりだった私ですが、アオイが消えてしまうと知って少し胃が痛くなってしまいましただけど私はこの選択肢に後悔はしていません。
今作をプレーできて本当に良かったと心のそこから感じることが出来ましたニトロプラスさんありがとうございました。
最後に美雪は俺の嫁
にょぶ
久しぶりにわくわくする作品でした。こちら側に訴えかけてこられたときは、おもわず笑ってしまいました。そうくるのか!
自分はアオイ派ですが、美雪のエンドも気になる、だけどアオイを裏切れなのでリセットして再プレイできない。そんな気持ちにさせてくれる作品です。ものすごく心に残りました。徹底された演出にも感激です。すごく楽しませてもらえました。
みゃあ
少しアオイに「ゴメン」って思いました。
この作品は恋愛ゲームをプレイした事ある人には、ぜひやってもらいたいです!
最初自分はアオイ派で、アオイを選ぶだろうな〜と思ってプレイしていたのですが、
最後の二者択一のシーンで迷った後、美雪を選んでいました。
それは、美雪の言葉が訴えかけてきた言葉が凄く胸に突き刺さり、自分がゲームとはいえ
一体何をしてきたかを考えさせる内容だったからです。
アオイの気持ちもわかる! けど美雪の苦しみや言葉の意味もわかり、狂ってしまった理由もわかる……
だからこそ美雪を選びたいと思って美雪を選びました。
そしてEDを見た後のOPを見て自分は美雪を選んだんだな〜と思う反面少しアオイに「ゴメン」って思いました。
このゲームは最初はグロや鬱ゲーと言われてましたけど、そんな要素は本筋としてあまり関係ないんじゃないかな〜と思います。
とても面白く! 正直こんなプレイヤーに訴えかけるゲームを今後どんどん作っていってほしいです。
ゲームでここまで迷う事はなかったな〜
P.S.
できれば選んだ後にもう少し、ヒロインのイチャイチャシーンや仲睦ましくしてるシーンを入れてほしかったですね〜
FD期待してます(笑)
シュウ
エロゲーを沢山プレイしてきた人にこそプレイして欲しい。と伝えたいです。
『君と彼女と彼女の恋。』クリアしました。めっちゃ面白かったです。(以後『ととの。』で!)
『ととの。』は自分では今までに前例無く一気にプレイして終わらしてしまいました。
演出上、途中で区切るタイミングが難しいというのもありますが、序中盤辺りから時間を忘れる程のインパクトを連続で与えられ続けて止めるタイミングを見失ったというのが一番の理由だと思います。俺に美雪が問いかけてきた時は心臓止まるかと思いました。
自分は美雪、アオイ、両方の彼女が好きでした。
まずヒロインがデビルカワイイ
美雪は超が付くほど純愛でとにかく可愛いですよね! 自分なら**されるくらい許しちゃいます。
アオイだって超純愛です、目にハイライトが灯った瞬間ギャップ萌えと言うんでしょうか、恋に落ちました。
『だからこそ』与えられた選択肢に自分が葛藤しながらプレイする様は今までは有り得ませんでした。
仕様上もそうですが、ヒロインとの距離が今までのエロゲーとは限りなく近い場所に感じたので。
間違いなく彼女達はゲームの中では無い、限りなくリアルに近い場所に居ます。というかリアルです。
プレイされた方には共感される方も居るでしょうが、プレイされてない方にはとても気持ち悪く見えるんじゃないでしょうか(笑)(プレイされた人にも気持ち悪く見えるってのはナシでお願いします)
もし広報媒体に載るのであれば、自分はエロゲーを沢山プレイしてきた人にこそプレイして欲しい。と伝えたいです。
『ととの。』は間違いなくエロゲーの在り方に一石を投じる作品です。
エロゲーの在り方、それに対するユーザーの向き合い方、。
間違いなく貴方を突き動かす何かがあると思います、是非プレイしてください、そして語らいましょう! どこかで(笑)
脚本の下倉バイオさんを始め、ニトロプラススタッフの皆さんお疲れ様でした、『ととの。』めっちゃ面白かったです。
というか『ととの。』はニトロプラスでしか出せない作品です、絶対
次回作も買います、製作頑張ってください
darius
ヒロインとの楽しい日常が廻るメリーゴーランド。
一気に地獄まで叩き落されるジェットコースター。
そして強靭な覚悟を迫られるリアル脱出ゲーム。
『君と彼女と彼女の恋。』はそんな数々の仕掛けによって演出された、美少女ゲームファンのためのエンタメ作品のように思いました。
たった「一度きり」の貴重な体験をさせていただいたスタッフの方々に感謝します。
夏冬達樹
アオイの欠片を感じながら、また次のヒロイン達と過ごしていきたいです。
ニトロプラスのゲームはいつも楽しくやらせて頂いてますが、今回の仕掛けはすごかったです……!!
まさかセーブデータを消されたりゲームのシステムを変えられたり、果ては両方攻略できないとは!!
まさにオルタナティブADVでした。
ちなみに僕は最初からアオイの設定が気になって、最後も悩みに悩んだ末アオイでした。
徐々に感情豊かになっていく様子が可愛かったです! 猫着ぐるみも可愛い!! 足音も可愛すぎます!!
美雪も2週目でちょっと怖いと思いましたが、この子も一途で可愛いので、このヒロイン達可愛くて本当最後悩みました。
終わって1週間くらい経ちましたが、まだ『ととの。』の余韻が冷めません。
今から次のニトロプラスの新作が楽しみです。アオイの欠片を感じながら、また次のヒロイン達と過ごしていきたいです。
ところで、女でも男の浪漫倶楽部は入れますか? 雄太郎の愉快な……もとい男らしい浪漫トークを隣で生暖かい目で見つめながら聞いていたいのですが。
ジョイの「雄太郎は天使」発言もなんだか納得しました。彼がいるとなんか安心した所もあったりしたので……。
つきさき
すごく面白かったです!
このようなゲームは初めてだったので、楽しくプレイできました。
一度きりしかない選択だったので、すごく悩みましたが、クリアできてよかったです!
次回作も楽しみにしています!
IchiEn
ユーザー、他のPCゲーム会社にも大きな影響を与えた作品である。最後の選択は今までのゲームでは味わったことのないものだった。
youap
良くも悪くもニトロプラスだから許されるゲームだなと。あと、USBで出したことは正解だと思う。ディスクなら絶対粉々に割ってた。
kuni
アドベンチャーゲームをプレイするときは全てのエンディングを見たくなります。
が、今作に限ってはコンプリートしなくても良いかなって思いました。
これ以上美雪を裏切れない……
ぱくまん
アオイルートのラストは納得いきません
『デモンベイン』のラストと同じ(最初からやりなおし)。終ったというカタルシスを
感じられませんでした。ラストにアオイと結ばれて「真世界線?」で美雪とともだちになる、というのを2ルートクリア後に
見せて欲しかった。ラストはモノクロで(最後までインストもないのは惜しすぎる)鳥肌立ったかも。『アザナエル』は立ちました。
ADVゲームとは何なのか? それは「みんなを救える夢」です。やっぱりみんなを見届けたいもの。
救いのないEDしかないゲームもありますが(アノニマスとかとかとか)、救いがなくても、何かを掴めた、という
救いはあるものです、しかし今回の『ととの。』は他のゲームヒロインにアオイというイデアが宿っていた
と一見感動的なモノに見せていますが、私には洗脳としか映りません……支配欲強すぎますよそれは。
それだったら美雪にはイデアが宿っていなかったのか? 美雪は現実?というエゴとしか思えません。
ならアオイも現実ですよね。美雪の裏切り…笑えました、本気で面白かったです。ですが、元ネタと思われる「ユーフォリア」
に比べ、狂気さが足りませんでした(ネコを殺したのは残念)、「君」発言も催眠音声を目指したようですが……。エロくないです。
『スマガ』の時(『アザナエル』も好きです、『カルネヴァーレ』はもっと好きです)に感じた元気になる「やり直せる」おはなしを、もう一度みたいです。
「やり直すのに遅いってことはない!」
バロレイ