シーラカンス
うろこ状の耐衝撃性空力調整パネルが張り付けられているタイプの圧縮空気車です。
外部からの衝撃に強い上、パネルを動かすことで空力特性を変化させ、通常の車にはない挙動が可能となっております。
ベイパーホログラム
ホットパイプから蒸気を噴出させ、そこに光を当てることで擬似的にホログラムを発生させる仕組みです。コストが安いため、凍京のホログラムの多くにこの仕組みが利用されております。
ホログラス
メガネ型の頭部装着ディスプレイです。
基本的にはディスプレイとしての機能しか持たず、コネリンとペアリングしての使用が一般的です。
メンテナンスが容易・目への負担が少ない等の利点がありますが、蒸気で曇るなどの欠点もあります。
マイクロロボット
昆虫の身体を模すことが多い、小型のロボットです。
偵察他様々な用途に利用されますが、脳波調整用の弱い電気を送り込み客引きなどを行ったりする場合もあり、過剰な客引き行為は規制の対象になっています。
自動運転公共車両ネットワーク
凍京都交通局が運用する、凍京都の交通を一手に担うネットワークの総称です。知性化された道路によって、幹線道路を中心に交通を管理、凍京の自動運転を一手に担っています。その大部分はコールドキャブによる利用です。
スマート・ディルドー
凍京が誇る人工知能搭載のハイテクディルドーです。
催淫剤を射出しながら伸縮、使用者の反応を学習し、体質に合わせたオーガズムを誘発することが可能です。
ナマコ網をヒントにしたエルゴノミクス形状をしており、オブジェとしてさりげなく部屋に飾ることで、生活に潤いを与えることができるでしょう。
ナノスキンコンドーム・スプレー
男性器にスプレーし、極薄の膜をはりつける避妊具です。
凍京の誇るナノテクノロジーが利用されており、噴霧されると速やかにナノサイズの極薄膜を形成。
「何かをつけている感じ」がほとんどしないのが特徴となっております。
媚薬成分を混ぜ込んだものも多種取りそろえておりますので、ムードによってお使いわけ下さい。
遺伝子強化雑木林
品種改良された雑木林で、通常の雑木林よりも6倍の酸素を産出します。
寒さ・病気にも強く、凍京電波タワー周辺に生育しています。
霞ヶ関人工牧場
廃墟となりかけた霞ヶ関の旧省庁を利用してできた人工牧場です。
寒冷地に強いロシア政府開発の技術を活用しており、人工肉生産の中心となっています。
汐留ベジドーム
汐留地区のタワー野菜工場のビル群で、旧汐留シオサイトに存在し、寒冷地に強いロシア政府開発の技術を活用しています。
クレイジードラゴン
凍京で大変人気のある栄養ドリンクです。米中戦争中、中国軍が電子戦ハッカー用に開発した栄養剤が元となっており、その当時のプログラム名から名前がつけられています。1回の服用ごとに最低でも24時間間隔を空けることが推奨されています。
ペユンゴ
ホットパイプ内を循環する蒸気を利用して調理が可能なインスタント麺製品は凍京でも一般的です。
21世紀初頭から製造・販売が続けられているこちらのカップ焼きそばは、「湯切り」を行う昔ながらの調理法が必要となりますのでご注意下さい。
グリーンカレーうどん
浅草の新名物と言われるこのうどんは、現在の凍京を象徴するアジアと和の融合となっております。コリアンダー、プリック・キー・ヌーなどを大量に用い、鮮やかな緑色を追求しておりますので、目にも美味しい一品となっております。
合成肉バーガー
凍京最大のハンバーガーチェーン店DOOM DOOM BURGERの最も代表的なハンバーガーセットです。ハイテクノロジーな自動配膳システムを採用し、タッチパネルでの注文から30秒以内で各座席に配膳。セントラルキッチンで調理された合成肉のパティは人工肉と食用蛙の混合で、深みのある味が楽しめます。
ナシゴレン
上野アメホコの屋台村の中に存在するインドネシア料理店、ゴヤン・リダの看板メニューです。裏メニューとして知られる「激辛ナシゴレン」での病院搬送車は増加の一途を辿っておりますので、ご注文の際はくれぐれもご注意下さい。
氷桜
凍京酒造店で醸造されている大吟醸酒です。市場を流通する食料品のほぼ全てが人口食糧を利用した現在、実際に栽培を行った米を用いて昔ながらの製造を行っています。現代では貴重なその製法は、都指定無形文化財として保護されています。
ピロシキ
寒冷化と相性の良いロシアの伝統料理は現代凍京でも人気を博しています。ジャール・プチーツァで移動販売が行われているピロシキは魚、羊、ソーセージとゆで卵、キャベツ、リンゴなどのバリエーションを安価で楽しむことができます。
ハロハロ
熱帯の植物相を再現した上野植物園内は高温多湿の環境ですが、内部の売店で購入が可能なフィリピン風かき氷「ハロハロ」は涼気を得るのに最適です。抹茶味・イチゴ味など多種多様な味が取りそろえられております。
焼き栗
上野のアメホコで売られている韓国系の焼き栗おかしで、皮を剥いた栗を、ハチミツをかけながらカリカリに焼いたものです。甘味と苦味のバランスには定評があり、「凍京Runner」誌が選ぶ凍京食べ歩き百選に選出されております。